日本の美意識を「総体の美」と定義した私の哲学が常に、活動の根幹に常にありました。

ここまでの人生をふりかえると、空間の作品「五感装置」。書の作品「祝詞」。日本文化の活動「交歓」の三つが柱となっていたことに気がつきます。日本文化の本質「invisible」な精神性を「visible」に置き換えることが私の表現活動といえます。

 

それらが「visible invisible」という作品集となりました。本の存在自体が展覧会のようになっています。2019年に五感の空間体験作品としてつくった「TAMATEBAKO GINZA」を舞台として、出版記念の久々展覧会が開催されました。