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KOTOTAMA 祝詞考

2013 Kodama Gallery | Tokyo

それは、KOTOTAMAのメッセージと作品を世界で発表していくということ。

コトタマによて、「古代と未来」を行き来し、作品をつくっています。それは漢字が渡来する以前の古代とこれからの時空、それぞれの祝詞です。

作品によって、見果てぬ人々へエネルギーを送れるよう表現を深めていきたい。また、作品を通じて日本をあらわしていきたいとおもいます。

 

そして、神職として「その時、その人」の為に心をこめた祈りのことばである「祝詞」を書き、日本文化の源泉でもあり、日本人の生き方の教えである神道文化を日本文化とともに身を以て示していくということ。

 

三つ目は、天と地を結ぶ「書」の本質そして魂を、概念や枠組みから解放したいということです。

十二年前に綴った「雅藝草子」(工作舎)をそのとき以来あらためてめくってみると、総て今の想いも含まれて書いていたことに驚くとともに、右往左往し、試行錯誤して生きていても、内なる魂はすべてをわかっていて、生かされているのだということに気がつきました。

「日本」とは?

「美」とは?

「新しい創意」とは?

その問いかけは果てどもなく続いていきます。

 

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